キリンさんから連想する数え方と捉え方：前編

人間の背骨は７個の頸椎（首）と１２個の胸椎、５個の腰椎、仙骨（５つの仙椎が癒合）と尾骨から構成されています

ちなみに猫は頸椎７、胸椎１３、腰椎７、仙椎３、尾骨いっぱい（個体差あり）で

骨の数が多い＝関節が多くなり、柔軟性が高くなるという特徴が分かるかと思います

※首の骨（頸椎）：上＆腰椎：下と、背中の骨（胸椎）：真ん中の区別の仕方は肋骨とつながっているかどうかです。

胸椎は肋骨、胸骨と共に胸郭を構成し、呼吸とも大きく関わっています

注）骨同士が癒合しているケースも少なからずありますので、これは「だいたいそうなっている」ということで、厳密には「すべて個人差あり」です

ただ人と猫も首の骨の数は同じ７個です。

実は哺乳類の首の数は７個というのが基本なのです。

けっこうコレは、整体とか行ったことのある方は聞いた話なのではないでしょうか？

整体院スタッフ）

「人間の首の骨は７個。キリンの首の骨も、あんなに長いのに７個。首の骨の数は皆同じなのです！」

お客さん）

「へー！そうなんですか」

という知識あります的な信頼感育成のトーク術的なモノも感じてしまうのですが

実は例外もありまして・・

ナマケモノの一種などはもっと多かったりしますし

本当に、あの長いキリンの首は、我々と同じ７個の骨で動いているのでしょうか？

だとすると首の動きは硬くなるはずですね。

でもキリンさんの首の動きは実際にのところ柔軟で

高いところにある草をたべたり、足元の水を飲むこともできるのです

と、思ったら

本当に「キリンの首の骨は７個」とは言い切れないようです。

これは

首の骨をどう数えるか？

なにをもって首の骨と捉えるか？

という問題にもなってきます

（つづく）

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