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生命の根源
整体の対象は「原因不明の慢性的なお身体の悩み(不定愁訴)」が大多数になります。
※代表格が肩こり、腰痛
しかし、これがまさに曲者であり
結局のところ、生命とは心身不二の複雑系で
様々な要因が絡み合い
「お悩みの根本的な原因は特定しきれない」のが現実です
骨盤の歪み等からの「姿勢の悪さが原因の体調不良」は幻想です。
当ホームページの『自律神経と肩こり・腰痛』の頁もご覧ください。
その一方で、
慢性的な身体の不調には 心身症の面があります。
程度の差こそあれ「こころ」の要素が見受けられるのです
対症療法に堕ちず
「心身の快善により人生の質まで向上する」
そんな 整体の理想像を追究するならば
<人の根っこ>の部分、つまり
『生命の根源』まで考え
施術上 アプローチする必要があります。
人という生命
人間から見た
「脊椎動物の発生史イメージ」
















※脊椎動物とは頭蓋と脊柱を有し、その内部に中枢神経(脳と脊髄)を収めている動物
上の図は、いわゆる「進化」をイメージしたものです。
※厳密な正確さはありません
「新しいモノ=高等」では全くありません。が、
俯瞰してみると
①生物の一貫した共通点
(生命の基本)
②その生物固有の特徴
(その生物の一番尖った部分。進化の最先端部)
が分かりやすくなります。
この2点こそが、その生物の「生命の根源」
であると、当院は考えています。
では この2点について、もう少し考えてみましょう。
生物の共通点

最初の生物は 『単細胞生物』です
外界に対して「膜」を張り、自身との境界線を作っています


この構造は
水滴やシャボン玉のような泡と同じですが、
生物の基本として
我々にも引き継がれています。
「膜を張り、張力により自身を維持する」
我々は
① 体内を「ファシア(膜)」(筋肉、骨、内臓、神経、血管などの組織を包んで保護する、薄い結合組織の総称)で区切り
② 張力によって自立しているのです(テンセグリティ構造)

テンセグリティ構造は
当ホームページの『背骨』『骨盤』の頁でもご紹介しております。
しかし、これでは
「生物」と、泡のような「物」との違い
を説明できなくなります。
アメーバとシャボン玉の違いは何か?
外の異物を体内に取り入れ 消化、
栄養素として吸収、残滓は排泄して
自身を一定の期間 「一定の状態に保つ能力(恒常性機能)」が
有るか?無いか?
これが「生命の基本」である
と当院は考えております。
以上の共通点を人に当てはめると・・・
『口から肛門まで続く
腸を中核とした消化器官』
となります。

根源①「消化器官」
これが、人という種の「生命の根源」のひとつです
実際のところ、当院の臨床上も
腸をはじめとする内臓周りが弱っている方には
腹痛、腰痛などに限らず、動悸の乱れ等の
自律神経症状まで出ている方が多く見受けられます
次に、人という種の「固有の特徴」を考えてみましょう
以上のように
人という生物固有の特徴は
「著しく発達させた脳」
となります。
根源② 「脳」

これが、人という種の「生命の根源」の もうひとつです
「こころ」は体のどこにあるのか? は,デリケートな問題ですが、
やはり「脳」が主に担当していると考えています。
つまり、
『<脳>の疲労が慢性化すると、<こころ>の調子も悪くなる』
という考え方になります。
また、これは非現実的な空想論ではなく
整体の実践的な臨床論ですので
あくまでも「体」への徒手による働きかけ(手技による施術)が前提にあります。
(まとめ)
人という種の「生命の根源」
① 腸を中核とした消化器官(基本部分)
② 脳(一番尖った 進化の最先端部)
人の特徴



ヒトは「直立二足歩行」から始まりました
しかし、それ故に 「二足歩行」は
人として発達させた最先端・最新鋭の部位ではありません。
ヒトを「人」にして、
生物史上 極めて特異な
発展・繁栄をもたらしたもの


つまり、二本足のサルであった「ヒト」を
文明を持つ「人」に変えたのは何か?




それは やはり
脳を大きく発達させたことによる
「心と思考の複雑化」
と言えるでしょう。

「生命の根源」を整える
人という種の「生命の根源」
① 腸を中核とした消化器官(基本部分)
② 脳(一番尖った 進化の最先端部)
対症療法な整体に堕とさず
より本質的な体調の向上「心身の快善」を目指すならば、
この2点へのアプローチが不可欠になります。
では、どちらを優先するべきか?ですが
当院は、「脳」へのアプローチを優先します。
理由としては
腸のほうが 生物史上、より古くあるシステムであり
・完成度が高い
・回復力も強い からです
脳のほうが 生物史上、より新しいシステムであり
弱く、外部からの援助を より必要としているのです。
以上のことを前提のうえで、当院のアプローチを紹介します。
① 内臓へのアプローチ
腹部からの調整を行います。
チネイザンや経絡の考え方も取り入れた
手技による内臓調整です。
内臓調整は 原則、ショート60分コースでは行っておりません。
スタンダード90分コースからとなります
② 脳へのアプローチ
「脳脊髄液の循環」を改善することにより、脳の疲労を解放しましす。
中枢神経(脳と脊髄)は髄膜に覆われ、保護されています
髄膜の中では脳脊髄液が循環し、脳と脊髄の内部から老廃物を洗い流します。
脳脊髄液の循環が滞っている場合、脳に疲労が蓄積していきます
髄膜は頭蓋骨内部と上部頸椎、仙骨と尾骨に付着して中枢神経(脳と脊髄)を体内で安定させています
頭蓋骨と仙骨・尾骨はわずかに動くことで、ポンプのような
働きをし 髄膜内の脳脊髄液の循環を促進しています
頭蓋骨と仙骨・尾骨の矯正で
骨のポンプ機能 髄膜の乱れを整え
脳脊髄液の循環を促進
脳内に滞積した老廃物を洗い流し
脳を疲労から解放する

以上の考えに基づき
当院の独自技術<D.S-O>が開発されました
当ホームページの「<D.S-O>テクニック」の頁もご覧ください
このように
脳(中枢神経)の疲労を解放することを第一とし
「生命の根源」から整えていくことで
対症療法に堕ちず
「心身の快善により人生の質まで向上する」
そういう整体を 当院は目指しています
当院の実績
・初回の施術で効果を実感される確率:95%超
・「メンタル」な要素が関係するお悩みに対しても 改善実績あり
ストレス由来の逆流性食道炎、自律神経失調症、慢性疲労症候群、神経症、うつ 等
実際に施術を受けている方の声
ホットペッパービューティーに実際に投稿されたクチコミ
(投稿日 2023年3月12日)
通い続けて2年になります。
通うまで、原因不明の倦怠感や無気力感、さまざまな体調不良から、月に何回か寝込んでしまうことがありました。自律神経失調症やホルモンバランスの乱れと診断され、いろんな病院へ行き、検査をし、沢山の薬を試しましたが、効果は感じられませんでした。
紹介されて、先生の施術を受けに行きました。一回で体のすっきり感を感じ、体ってこんなに軽いんだ!呼吸ってこんなに息を吸えるんだ!と感動しました。そこから2年通い続け、高校生から寝込むことの多かった私が、全く寝込むことなく、毎日元気に!!仕事に行けています。段々と通う間隔が開いてきても効果は落ちることなく、自己治癒力が上がってきているのだなと感じます。
本当に先生の整体に出会えてよかったです。これからもよろしくお願いします。
yuiさん(女性/30代/会社員)
※ホットペッパービューティーのクチコミ
ホットペッパーからご予約のうえ、実際に来院された方しか投稿できません
ご参考
『こころ』の突出に気づかない危険性
「~ねばならない」
「~べきである」
といった考え方が多い人は要注意です
責任感が強く、周囲からも信頼されやすい方が多いタイプなのも事実ですが・・・

「からだ」への無茶な要求は
押し通す
「からだ」からの危険信号・悲鳴は無視

「からだ」からの声に
気づかない。
というより気付けない
脳を含めた「からだ」の小さな疲労に気付けないまま、どんどん疲労を蓄積していく
限界を超えたとき、
「こころ」の働きをも含めた
非常に重篤な症状・病気として出現
※ストレスの自覚が無い方ほど、この傾向は強くなります
身体を整えるためには、自身の内側からの〈声〉に気付く必要もあります
心身の不調を起こす根源的なプロセス
① ストレス
環境・状況と自分(の今までのやり方、あり方)との不適合
② 心の暴走
心は疲れない 病まないのに対して、体(脳)は疲弊。
心に体がついていけない状態となる
脳疲労から自律神経の不調、腸内バランスの悪化が進む
③ 以下の現象が発生
・行動(社会的には不適切とされる問題行動)
酒の多飲、ひきこもり、不登校、非行 等
・メンタル(の不調と診断されやすい状態)
うつ、統合失調症 等
・自律神経症状
慢性化した肩こり・腰痛、不眠、便秘、めまい、発汗 五感(視覚 聴覚 嗅覚 味覚 触覚)の異常 等
<D.S-O>テクニックの改善プロセス
中枢神経にアプローチ
頭蓋 蝶形骨と仙骨 尾骨の矯正により、髄膜の歪みを整え
脳(大脳辺縁系と間脳)の疲労を まず改善
間脳(自律神経中枢)の疲労回復により、
末端の自律神経バランスも改善
全身的に 余計な筋緊張から解放される。
肩こり腰痛等も自然に緩和
心身の快善
プロセスの流れに乗っている
一般的なカイロプラクティック、整体の改善プロセス
骨格(姿勢・外見)を整えて 筋肉の緊張を緩和
✖
特に重篤な方の場合、下につながらない事例が多い
リラクゼーション効果で
緊張にかたよりすぎた
自律神経のバランスを整える
脳(大脳辺縁系、間脳)と自律神経は緊張したままのため
神経バランスが整わない
一時的なリラックスにとどまる
プロセスの流れに逆らっている
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