背 骨

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~身体について~

このページでは、身体に対する当院の考えを紹介しています。

マニアックであったり雑学的な部分もあるかと思いますが、興味のある方はご覧ください。
また、同業者の方や身体に関わるお仕事をされている方で、ご興味を持たれた方がいらっしゃれば 意見交換等も是非やらせていただきたいと考えております。
本ホームページの『お問い合わせ』からご連絡ください。

一般的に背骨と呼ばれている骨は 専門的には

『脊柱(せきちゅう)』、『脊椎(せきつい)』と呼ばれています。

背骨は 

① 

(頸椎1番~7番)

首を構成する

7個の頸椎

12個の胸椎

② 

(胸椎1番~12番)

背中を構成する

③ 

(腰椎1番~5番)

5個の腰椎

腰を構成する

④ 

骨盤の中心になる

仙骨

(最初は5つの仙椎に分かれていますが、成長と共に1つの仙骨となります)

と、計25個の椎骨が連結しています。

※写真の模型は、赤は血管、黄色いのは神経です

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頸 椎

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胸 椎

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腰 椎

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仙 骨

中枢神経(脳と脊髄)は背骨の中で守られています

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中枢神経(脳と脊髄)は 頭蓋骨~仙骨の中で 硬膜という膜に包まれながら活動しています

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硬膜の中では

脳脊髄液が循環することで

神経に 新鮮な酸素や栄養が 供給されています。

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生命活動を維持しているのです。

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勾玉のような形をした

頭蓋骨と背骨の中では

中枢神経(脳と脊髄神経)が

背骨の役割

脊柱(背骨)とは

身体を重力から支えるため、骨を積み重ねて作られた柱である。

骨と骨の間にはクッションの役割をする椎間板(繊維軟骨)がある。

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椎間板

背骨の役割に対する標準的な説明はこんな感じかと思います。

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こういったイメージでしょうか?

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重たそう・・・

骨格図だけで考えると、このように

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『背骨は積み木のブロックを積み上げていくような構造で体を支えている』

という身体観になるのかもしれませんが

当院では 背骨を そうとは理解しておりません。

背骨の役割とは

動作の支点です。

背骨は椎間板(軟骨)や靭帯といった軟部組織の中に浮かぶ小島のような存在です。

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「骨と骨の間に椎間板がある」のではなく

「椎間板と椎間板の間に骨がある」のです。

この骨に靱帯や筋肉が付着することで

動作の支点になります。

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背骨は 

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しなやかに体を動かすための器官

なのです。

柱ではなく

では、我々の体重を支えているモノは何か?というと・・・ 

全身で支えています。

靱帯や筋肉、筋膜の張力が 負担を全体に分散させているのです。

生物の体の構造は 

土台や柱で支えられる建築物的構造より

張力のバランスで自立するテンセグリティ構造として考えるほうが、より自然で理に適う。

と当院は考えております

テンセグリティ構造

テンセグリティ(tensegrity)とは、「Tension(張力)」と「Integrity(統合)」の造語。

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一般的な構造物とは異なり

圧縮材(写真は木の部分)が互いに接続されておらず、

張力材(写真はゴムひも)とのバランスによって成立する。

弾力性を持ち、一部に力が加わった際は「たわむ」ことで衝撃を緩和させることができる。

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​この構造では、重力から解放されているように 見える形態を作ることも可能です。

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背骨(脊椎)の歪み

整体やカイロプラクティックには

「骨の歪みを整える」というイメージを持っている方も多いかと思います。

誤解を招きやすい表現ですが、整体やカイロプラクティックは「個々の骨の変形」を対象にしたモノではありません。

「骨の歪み」を正確に表現すると

関節が なんらかの後天的な理由で、

動けなくなってしまった(拘束が起きた)状態

になります。

「関節の拘束」

背骨の関節には 本来

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下のテンセグリティの動画のように

あらゆる方角からの圧力に対して、許容範囲内では 『たわみ』そして『復元する』柔らかさがあります。

しかしながら、 心因性のものも含めた 

なんらかのストレスで、関節に拘束が起こると 

このような柔軟性が 失われます。

その影響は関節の動きを固めるだけではなく
筋肉の緊張や体内循環の停滞、さらには背骨の中の中枢神経の伝達不良にまで及びます。

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右は前方へ

左は後方へ

拘束は左右 上下 等、様々な方向性で発生し、その関節の癖(得意な動作、苦手な動作)も変わってきます。

写真は、関節と骨に起きている拘束を視覚的なイメージにしたもの

関節が左の方向へねじりやすいような拘束が起こっているのであれば

「骨が左にねじれている」という説明が分かりやすく 

施術を受ける方もイメージしやすいので 整体の現場ではよく使われています。

※実際には ここまでのねじれがレントゲンで確認されることは、ほぼ無いでしょう

背骨の歪み(関節の拘束)が原因で起こりやすい不調

① 自律神経失調症や不眠といった 神経系のトラブル

② 肩こりや四十肩、頭痛、腰痛や坐骨神経痛といった

慢性的なこりや痛み

背骨(脊椎)の矯正

「矯正」とは

関節の拘束を開放する』ことです。

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拘束のバリエーションについて

関節の拘束は上下左右 様々な方向性で発生し、それに対応した「精密な骨格矯正」も当院の特徴ですが、その説明まで行うと 内容が細かくなるため、今回は割愛させていただきます。

「矯正」の効果

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関節の拘束を解放する(背骨を矯正する)ことによる 最も分かりやすい効果は、

「可動域の向上」かもしれませんが、これは あくまでも二次的な効果にすぎません。

矯正による最大の効果は

・中枢神経(脳と脊髄)の疲労を解放する

・自律神経のバランスを整える

といった「神経伝達系の改善」を促進することです。

神経伝達が整うことで 期待される効果

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慢性的な肩こりや腰痛、不眠等、体調全般の改善

自然治癒力、免疫力の向上

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パフォーマンス向上

集中力、回復力が上がることにより、仕事や勉強、トレーニング等の生産性,成果の向上

​(ご注意)

骨格矯正の『音』は目的ではありません。

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骨格を矯正する際、手技によっては クラック音(いわゆるポキポキ)がする場合がありますが・・・

これは関節内に溜まっていた空気が抜ける音です。

矯正の目的は、関節の拘束を開放することであり、音の有無と 施術の効果は関係ありません。

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